豪州ラグビー通信
文=YASU
ラグビー・チャンピオンシップ 2019
南アフリカが優勝!
南半球4カ国(オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、アルゼンチン)による対抗戦「ラグビー・チャンピオンシップ」が7月21日より3週間にわたって開催され、南アフリカ代表“スプリングボクス”が初優勝しました。スプリングボクスは第1節をオーストラリア代表“ワラビーズ”とホームで対戦し35-17で快勝。
続く第2節では、アウェイで世界王者のニュージーランド代表“オール・ブラックス”に引き分け(16-16)と食い下がり、最終節ではアルゼンチン代表“ロス・プーマス”を46-13で下し、無敗で大会を終えました。同大会の前身となるトライネーションズ(3カ国対抗戦)も含めると、スプリングボクスは2009年以来、10年ぶりの南半球制覇となりました。
ワラビーズは開幕戦を落とすも、第2節では、6万人を超える満員となったパースのオプタス・スタジアムで、オール・ブラックスに47-26で快勝、2勝1敗の2位で大会を終えました。通常であれば、ホーム・アンド・アウェイ方式で行われる大会ですが、今回はワールド・カップ・イヤーということで、総当たりの各3試合で終了したことから、オール・ブラックスは、ロス・プーマスに勝利するも、スプリングボクス、ワラビーズには逃げ切られる形となり、最終成績では1勝1敗1分けで3位となりました。
ブレディスロー・カップはオール・ブラックスが防衛!
ワラビーズに敗れたオール・ブラックスですが、この両者には伝統のタイトル「ブレディスロー・カップ」があり、ラグビー・チャンピオンシップの翌週に、同タイトルとしての第2戦がオール・ブラックスのホーム、オークランドで行われました。17年ぶりのカップ奪還に期待が懸かったワラビーズでしたが、オール・ブラックスが返り討ち。地元サポーターの期待に応え、前回の敗戦を払拭する完封勝利(36-0)で、タイトルを防衛しました。
Sunday Footy!
毎週日曜日(10:30AM~12:30PM)、フィッシュ・マーケット近くのウェントワース・パークでは、ラグビー好きの老若男女が集まりタッチ・ラグビーを楽しんでいます。初心者も大歓迎、皆さんぜひお気軽にご参加ください!
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