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「ラグビー・ワールド・カップ2019」/豪州ラグビー通信

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豪州ラグビー通信

文=YASU

ラグビー・ワールド・カップ2019

ジャパン、オーストラリア、共に白星発進!

開幕戦前の日本代表メンバー ©板屋雅博
開幕戦前の日本代表メンバー ©板屋雅博

9月20日、ついにラグビー・ワールド・カップが開幕しました。アジアで初となる今回の日本大会は、東京スタジアムで開会式が行われた後、日本対ロシアによる開幕戦が行われました。立ち上がりから硬さが目立った日本は、ロシアに先制トライを許すも、粘り強く体を張ったプレーで主導権を引き寄せ、前半のうちに逆転に成功。後半には得点を重ね、突き放して見事30-10で勝利。自国開催のプレッシャーの中、白星スタートを飾りました。

翌日の9月21日、札幌ドームで行われたオーストラリア対フィジーは、フィジーがリードし後半へ折り返しましたが、地力に勝るオーストラリア代表「ワラビーズ」は取り乱すことなく、計6トライの39-21で勝利。4トライ以上で得られるボーナス・ポイントも獲得する好発進となりました。

同日はその後も好カードが続き、「死の組」となったプールCでは、まずはフランスとアルゼンチンが激突。勝敗の行方が最後まで分からない接戦となりましたが、23-21でフランスが勝利。そして、世界中が注目するプール予選屈指のビッグ・マッチ、ニュージーランド対南アフリカは、23-13で3連覇を狙う王者、ニュージーランド「オール・ブラックス」が勝ちました。

開幕最初の週末に行われた試合は、どれも世界ランクにおいて上位チームが勝利を納める結果になりました。しかし、いずれのチームにも勝機があったと思えるほどの好ゲームでした。こういったことからもワールド・カップがいかに特別な舞台であるかが感じられます。

また、オール・ブラックスの選手たちが試合後に並んで観衆にお辞儀をし、感謝の気持ちを日本式で表したり、日本代表キャプテンが相手チームの活躍した選手に、控室で日本刀を手渡すなど、この時しか見られない特別な感動の瞬間が随所で起きています。

ワールド・カップはまだ始まったばかり。決勝までどんなドラマチックな瞬間を見ることができるのか。楽しみはまだまだ続きます!


Sunday Footy!
毎週日曜日(10:30AM~12:30PM)、フィッシュ・マーケット近くのウェントワース・パークでは、ラグビー好きの老若男女が集まりタッチ・ラグビーを楽しんでいます。初心者も大歓迎、皆さんぜひお気軽にご参加ください!
Tel: 0412-553-535(Yasu)

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