日豪で活躍する女性起業家2022/Ray White Surfers Paradiseモト・ウォーターズさん

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 近年、ビジネス・シーンでグローバルに活躍する女性たちが増えている。本特集では、主にオーストラリア及び日本を舞台に働く女性4人に、これまでのキャリアや現在に至るまでの歩み、仕事やプライベート、活動に捧げる情熱や今後の展望などについて話を伺った。

日本とオーストラリアを結ぶ
架け橋のような役目を果たす充実感

The Ray White Surfers Paradise Group
モト・ウォーターズさん

ゴールド・コーストの発展と共に歩んできた不動産業界の老舗「The Ray White Surfers Paradise Group」。長年にわたり不動産エージェントとして第一線で活躍するモト・ウォーターズさんに、これまでのキャリアや長く仕事を続ける秘訣、今後の展望などについて伺った。

PROFILE

モト・ウォーターズさん

モト・ウォーターズ
キャセイ・パシフィック航空、在シドニー日本国総領事館勤務を経て「The Ray White Surfers Paradise Group」に入社。30年以上にわたり、インターナショナル部門の責任者を務める。大手日系企業の案件や事業に携わった経験と実績が豊富。Ray White代表取締役グレッグ・ベル氏からの信頼も厚く、ゴールド・コーストの不動産事情に精通している。

――これまでのキャリアについてお聞かせください。

 日本で大学を卒業後、キャセイ・パシフィック航空に勤務しました。オーストラリア人の主人と結婚して来豪し、在シドニー日本国総領事館の日豪経済研究に携わる特別部門に秘書として勤め、その後、主人の仕事に合わせてブリスベン空港の入国管理局やクイーンズランド北部の日系開発会社の社長秘書など、主にオフィス・ワークや秘書業に従事してきました。The Ray White Surfers Paradise Groupで働くようになったきっかけも、秘書業のキャリアと無縁ではありません。

1980年代、日本のバブル経済で急速に日本人がオーストラリアで不動産物件を購入するようになり、英語と日本語が分かり、役所に提出する正式な書類を両言語で作成できる人を、どの不動産会社も求めていました。「ひくてあまた」で、さまざまな不動産資料作りに携わっている間に、日本人同士がだまし合ったり、納得しないまま大きな不動産物件を購入したりしている人を目の当たりにすることも。バブル経済の勢いにオーストラリアの不動産業界が追い付いていないのを肌で感じていました。その頃、セールスに少し興味を持ち始めていたので、「それなら自分でやってみよう!」と、社長と付き合いがあったRay Whiteに相談し、主人と2人で立ち上げた個人の会社が、業務委託として日本人投資家に不動産を販売する形でセールスのキャリアがスタートしました。

――30年以上にわたり、インターナショナル部門で活躍されていますが、長く続けている秘訣は何ですか。

 やはり、仕事が好きなのだと思います。最初は、日本のお客様の役に立てることが純粋にうれしいという気持ちでしたが、オーストラリアについて分からないことをいろいろアドバイスしたり、不動産以外のオーストラリアに関係することをサポートしたりしているうちに、日本とオーストラリアを結ぶ架け橋のような役目を果たしていることに充実感を覚えました。今では、世界中からお問い合わせを頂いていますが、世界中の方々とオーストラリアを結ぶ架け橋として楽しい日々を送っています。仕事においては、「正直・真面目・相手のために精一杯頑張る」ことを心掛け、日々努力しています。

――仕事を辞めたいと思ったことはありますか。

 真面目に、そして正直に相手のために頑張るのが私のスタイルですが、不動産業界は動く金額が大きい業界なので、欲深い不誠実なセールスマンも数多く存在するのが現状です。裏切りや不誠実なことに直面した時には、本当に心が痛み、辞めたいと思うこともあります。しかし、自分の初心に戻り、長年共に頑張っているオーストラリアの仲間たちと一緒に楽しい時間を過ごしていると、嫌なことはすぐに忘れられます。

Ray White Real Estate会長ブライアン・ホワイト氏(右)と
Ray White Real Estate会長ブライアン・ホワイト氏(右)と

――Ray White代表取締役グレッグ・ベル氏とは、どのような関係を築いていらっしゃいますか。

 私がグレッグと出会った時は、Ray Whiteはまだそれほど大きな会社ではありませんでした。しかし、日本のバブル経済での不動産の動きをきっかけに、大きく成長を遂げ、グレッグをはじめ経営陣の努力によって、世界各地に支店を持つ会社に発展。私にとって彼らは、その歴史を全て共に歩んできた同士です。

32年前に面接した際の私の印象をグレッグに聞くと、「若々しくエネルギッシュでありながら謙虚さも兼ね備えており、モトがメンバーに加わることは、Ray Whiteにとって日本市場とオーストラリア市場を結ぶ大きなチャンスになると思いました。インターナショナル部門に入ってもらってからは、日系企業との関わりが多くなり、社内記録となる大きな金額の取り引きにも携わってもらい、ビジネスがより一層強化したと言えます」という言葉を頂きました。また、仕事に対する姿勢は、「100パーセントお客様第一主義で、販売者と購入者それぞれの立場で適切かつ最良のサービスを提供するために真摯に、そして情熱を持って取り組んでいる」とおっしゃってくれています。

Ray White代表取締役グレッグ・ベル氏(左)とオフィスで
Ray White代表取締役グレッグ・ベル氏(左)とオフィスで

――今後の展望を詳しくお聞かせください。

 長年この仕事をしてこられたのは、たくさんの方々が私を頼ってくださるお陰です。何年も連絡がなかった人、その人のお子さんやご家族、また評判を聞いて海外から連絡をくださる人が本当にたくさんいらっしゃいます。「モトさんと連絡が取れて良かった」と聞くと、まだまだ引退できないなと。頼りにしてくださる人がいる限り頑張り続ける、ある意味日本的な感覚かもしれませんが、これからも楽しみながら仕事をしていきたいと思っています。

The Ray White Surfers Paradise Group

The Ray White Surfers Paradise Group

●住所:Level 2, 50 Cavill Ave., Surfers Paradise
●Tel: 0414-760-682
●Web: rwsp.net
●Email: m.waters@rwsp.net

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