5月21日、メルボルン東郊に位置するホワイトホースのボックスヒル･タウンホールで、「Japan Festival2023」が開催された。同イベントは、「Japan Club of Victoria」の役員により実行委員会が構成され、メルボルン日本商工会議所及びメルボルン日本人会との共催で実施。コロナ禍のため4 年ぶりとなった同イベントは、21回目の開催となり、地元だけでなく、メルボルン･シティーや近郊のサバーブからも多くの人が足を運び、6000人を超える来場者を記録。150人のボランティアの活躍も際立った。
会場では、日本から来豪したギタリスト･吉川忠英氏の演奏や、日本各地の酒テイスティング「酒の陣」、アニメ･キャラクターのフェイス･ペインティングなど、子どもから大人まで楽しめる催しが行われ、90を超える出店･展示に長い行列ができ、大盛況となった。
ステージでは、和太鼓や和楽器のパフォーマンス、よさこい、民謡や踊り、J-pop、紙芝居などが披露され盛り上がりを見せ、着物コンテストやコスプレ･コンテストにも多くの人が参加した。
同イベントのテーマである「紡ぐ─TUMUGU」にちなんで、ホワイトホースの姉妹都市･松戸市へ送る作品を展示した「絵手紙コンテスト」でも、たくさんの人が220枚の作品に見入っていた。
イベントの終盤に行われたラッフル抽選会では、日本行きの航空券をはじめ、豪華な景品の数々に、番号が呼ばれるたびに歓声が上がるなど、1日を通して、「多文化コミュニティーを紡ぎ、日本の文化を紡ぎ、未来へ紡いだ」イベントとなった。
