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ラグビー・ワールド・カップ、そしてワラビーズ/豪州ラグビー通信

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エディ・ワラビーズの続編に期待!

 ラグビー・ワールド・カップ(W杯)がフランスで開催された。前回の日本大会(2019年)が行われたのは、コロナ・パンデミックのわずか数カ月前。その後は東京五輪を始め、多くのスポーツ・イベントが中止、延期、または制限を設けての開催などさまざまな影響が出た。それを考えると、今回、無事に開催されたのは運が良かったのでないかと思う。開幕戦では開催国のフランスが地元サポーターの前でニュージーランドに勝ち、大いに盛り上がった。それと並ぶプール・ステージ屈指の好カード、アイルランド対南アフリカ戦は、アイルランドが勝利。いずれも世界最高峰にふさわしい戦いで観客を魅了した。

 そして南半球の雄、豪州代表ワラビーズは、2戦目でフィジーに敗れ、決勝トーナメント進出に後がない状態で臨んだウェールズ戦で6-40という記録的大敗を喫した。2度の優勝を誇るワラビーズにとっては過去最低の結果となり、その矛先は今年就任したヘッド・コーチ(HC)、エディ・ジョーンズへと向かった。試合後の会見では辛辣な質問もあり、若手を多く起用した今大会のスコッドについて、更には一部のニュースで報じられた日本代表HCに復帰するのではないかという内容にも及んだ。

 W杯では、優勝すればその選手たちが輝き、結果が出なければHCが一切の責任を負うことになる。そのような状況も想定内なのか、毅然と対応したエディ・ジョーンズHC。今回の結果について残念ではあるが、当初の予定通り、オーストラリア開催となる2027年のW杯までにワラビーズを成長させ、自身のキャリアの集大成となる栄光を見せて欲しいものだ。W杯を戦った若い選手たちにも前を向いて欲しい。

Sunday Footy!!
毎週日曜日(10:30~12:30)、フィッシュ・マーケット近くのウェントワース・パークでは、ラグビー好きの老若男女が集まりタッチ・ラグビーを楽しんでいます。初心者も大歓迎、皆さんぜひお気軽にご参加ください!Yasu 0412-553-535

このコラムの著者

YASU

「一度きりの人生、楽しまなきゃソンソン」という感じで、好きなラグビーを楽しむため、約10年間勤務した会社を退職し来豪。ローカルのクラブで10年以上プレーし、もはやラグビーが文化として根付いているこの国から動けなくなっている。日本ももうすぐこうなるかな? 大の犬好き





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