価格は4万5,990豪ドルから

トヨタ自動車の現地法人、トヨタ・オーストラリアは11日、同国の新車市場で最も売れているスポーツ多目的車(SUV)の「RAV4」(ラブフォー)をフルモデルチェンジし、2026年第1四半期(1月〜3月)に販売を始めると発表した。

街乗りに適した乗用車ベースの小型SUVという新ジャンルを開拓した初代RAV4(1994年発表)から数えて6代目となる。モデルチェンジを重ねるごとに大型化し、カローラやカムリなどと並ぶトヨタの世界戦略車の1つとなっており、オーストラリア市場でも人気が高い。コンセプトをキープしながら内外装を全面刷新した新型も、好調な販売が予想される。

新型は、ガソリンエンジンと電気モーターを併用したハイブリッド車(HEV)に加え、トヨタ車としてはオーストラリアで初のプラグイン・ハイブリッド車(充電可能なハイブリッド車=PHEV)も新たに投入したのが特徴。多様化する動力源の需要に対応する。

販売価格は「ハイブリッドGX 2WD」が4万5,990豪ドル(約460万円)から。プラグイン・ハイブリッドの「XSE 2WD」が5万8,840豪ドルから。頂点に立つプラグイン・ハイブリッドの「GRスポーツAWD」(6万6,340豪ドル)まで、8つのHEVと3つのPHEVの合計11車種を揃えた。
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