しばらくサーフィンや遊泳はやめてね! 豪東部で48時間以内にサメ襲撃4件

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シャークアタック急増の理由とは?

 夏休み中でビーチが賑わっているオーストラリア東部ニューサウスウェールズ州では、サーファーや遊泳者が海でサメに襲われる事故が、20日までの48時間に4件も立て続けに発生している。当局はしばらく海への入水を控えるよう注意を呼びかけている。

 公共放送ABCの報道によると、シドニー東郊ボークルーズでは18日、崖から海に飛び降りて遊んでいた少年(12歳)がオオメジロザメ(ブル・シャーク)と見られる大型のサメに両足を噛まれた。救助され、緊急搬送先の病院で手当を受けているが、重体となっている。

 続いて、19日午前には、シドニー北部海岸ディーワイ・ビーチで、少年(11歳)のサーフボードがサメに噛まれた。幸い、少年にケガはなかったが、サーフボードには長さ15センチのサメの歯形が残されていたという。ニューサウスウェールズ州第一次産業・地域開発省(DPIRD)によると、この件もオオメジロザメのしわざによる可能性が高いという。

 数時間後には、この現場から南へ直線距離でわずか5キロ離れたマンリーのノース・ステイン・ビーチで、サーファーの男性(27歳)がサメに脚を噛まれる事故があった。男性はロイヤル・ノース・ショア病院に緊急搬送されたが、出血がひどく重体だという。DPIRDはこの事故もオオメジロザメが関与した疑いを強めている。

 一方、サメの襲撃が相次いだシドニーから北東へ直線距離で約330キロ離れた同州北東部ポイント・プロマーでは20日午前9時ごろ、同じくサーファーの男性(39歳)がサメに襲われた。ABCによると、男性は襲撃の際にサーフボードから振り落とされ、胸と脚に切り傷を負ったものの軽傷だった。DPIRDの報道官は、サーフボードに残された歯型から、この被害者も体長2.4〜2.8メートルのオオメジロザメに襲われたと見ているという。

 ニューサウスウェールズ州東部沿岸のビーチでは、先週末までに大雨が降り、河川から濁った水が流入している。濁流を好むオオメジロザメが、流されてきた大量の餌を求めて沿岸に集結していることは確実と見られる。天候は好転したものの、海水が濁っているうちは当面、サーフィンや遊泳は避けた方がいい。州政府の報道官は次のように述べている。

「州沿岸の最近の天候により、サメの活動が活発化する条件が続いています。特にオオメジロザメが活発になる可能性が大幅に高まっています。海岸付近にいる場合は、環境がサメの行動にどう影響するかを理解することが重要です」

◼️ソース

Four shark attacks in 48 hours on NSW beaches. What do we know about them?(ABC News)

Surfer bitten by shark at Point Plomer on NSW Mid North Coast(ABC News)

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