オーストラリアから年間100万人超訪日 旺盛なインバウンド需要に対応

オーストラリアのカンタス航空は30日、シドニーと札幌(新千歳)を結ぶ直行便を来シーズン(2026年12月〜27年3月)から増便すると発表した。現行の週3便から最大で週5便に拡大し、座席供給数を50%以上増やす。同便は北半球の冬季限定の季節運航。オーストラリア人に人気が高いスキーの需要に応える。
増便は段階的に実施する。26年12月7〜15日は週3便(シドニー発:月・水・土)、繁忙期の26年12月16日〜27年1月31日は最大で週5便(月・水・木・土・日)、2月1〜28日は週4便(月・水・木・土)、3月1〜31日は週3便(月・水・土)で運航する。
増便の背景には、旺盛なインバウンド需要がある。日本政府観光局(JNTO)によると、25年のオーストラリアからの訪日客数は初めて年間100万人を突破し、前年比で15%増えた。クリスマス休暇と重なった12月だけで12万1,300人が日本を訪れた。
カンタス航空の国際線担当者は「カンタスにとって日本はアジアの重点市場だ。来シーズンの増便により、2国間の結びつきを強化するとともに、オーストラリアの旅行者に対して、北海道のスキー場まで繋ぎ目のない直行便によるアクセスを提供する」と述べた。
朝シドニーを経てば、夜には一面の銀世界へ
カンタスは25年12月、コロナ禍以来約5年ぶりに札幌便を再開していた。2シーズン目となる来冬は、増便で供給座席数を1万席以上追加し、3万5,000席まで拡大する。
札幌便の機材は現在、エアバスA330-200型機を使用し、ビジネスクラス27席、エコノミークラス228席を提供している。今シーズンのスケジュールでは、往路は午前9時5分にシドニーを出発し、札幌新千歳空港にその日の午後6時に到着する。このため、朝シドニーを経って、夜にはニセコやルスツ、富良野などの人気スキーリゾートに着くことができる。帰路は札幌午後7時40分発(翌朝午前8時35分シドニー着)のため、朝からひと滑りしてから搭乗でき、スキーに費やす時間を最大化できるのも利点となっている。
シドニー発札幌行き直行便のエコノミークラス往復運賃は1,473豪ドル(約15万6,700円)から。カンタス航空の公式サイトで予約できる。
(注:運航日や出発・到着時刻などのスケジュールは変更される可能性があります)
◼️ソース
QANTAS DOUBLES CAPACITY ON POPULAR SYDNEY – SAPPORO SERVICE TO MEET DEMAND(Qantas News Room)