オーストラリア中銀、利上げ!

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事前の予想通り、サプライズなし

 オーストラリアの中央銀行、豪準備銀(RBA)は3日、政策金利を0.25ポイント引き上げ、3.85%にすると発表した。2〜3日に開いた今年最初の会合で、全会一致で決めた。利上げは2023年11月以来2年3カ月ぶり。

 RBAは昨年2月以降、景気を下支えするため3回にわたって利下げを行ってきたが、足元でインフレが再燃しているため、金融引き締めに方向転換した。

 RBA理事会は声明で、目下のオーストラリア経済について「2025年下期からインフレ圧力が著しく上昇している。民間需要が想定より早い速度で拡大していることは明白であり、供給への圧力は以前の評価より高まっていて、労働市場の需給も少し引き締まった状態にある」との認識を示した。

 その上で「インフレ率が目標(2〜3%)を上回る状態がしばらく続くだろうとの見通しから、政策金利を引き上げることが適切だと判断した」と指摘した。

 今後の金融政策については「理事会は物価の安定と完全雇用を実現するという使命に尽力し、これらを達成するために必要と考える施策を行なっていく」と述べ、今後の追加利上げに含みを残した。

 利上げは事前の大方の予想通りで、サプライズはなかった。前日の時点で、市場が織り込む利上げ確率は72%(公共放送ABC)に達していた。

 ABCによると、午後2時30分の利上げ発表後、シドニーのオーストラリア証券取引所(ASX)の主要株価指数「S&P/ASX200」は0.8%上昇した。外国為替市場の豪ドルが米ドルに対して0.6%上昇し、1豪ドル=69.9米セント付近で推移している。

◼️ソース

Statement by the Monetary Policy Board: Monetary Policy Decision(RBA)

RBA live updates: Reserve Bank delivers rate hike in first interest rate decision of year(ABC News)

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