マールズ氏:「最も緊密なパートナーは日本」

東京で8日行われた日豪防衛相会談後の会見で、小泉進次郎防衛相は、オーストラリアの防衛戦略と日本の安保3文書改定を念頭に、「見直しに係る検討状況について意見交換を行い、両国の戦略的整合性を図るため、引き続き、緊密に連携することで一致した」と述べた。
その上で小泉氏は、中東情勢が注目される中で「我が国周辺、インド太平洋地域の安全保障に隙を生じさせてはならない」と強調した。
米軍は現在、長崎県・佐世保を母港とする強襲揚陸艦トリポリ、沖縄の海兵隊部隊などの在日戦力を中東に投入している。手薄となりかねない西太平洋の抑止力を維持する観点から、日本とオーストラリアの連携を強めたい思惑と見られる。
一方、オーストラリアのリチャード・マールズ副首相兼国防相は、まもなくオーストラリアが発表する2026年版国家防衛戦略について「必要な能力構築の重要性を示すとともに、緊密なパートナー諸国と共に働くことが、いかに重要かも示す内容だ。そのパートナーの最たるものが日本だ」と協力を訴えた。
今回の防衛相会談は、昨年12月に日豪が立ち上げた「戦略的防衛調整枠組み」の一環。同枠組みの下で両国は、防衛政策や諜報、産業・技術、宇宙、サイバー空間、ミサイル防衛などについて、協議を強化するとしている。
◼️ソース
Joint Remarks, Tokyo(The Hon Richard Marles MP, Deputy Prime Minister, Minister for Defence)