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7月から電気代はいくら上がるの?

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ニュー・サウス・ウェールズ州は年間210〜369豪ドル上昇

 世界的なエネルギー価格の上昇を受け、資源産出国である豪州でも家計の負担は増大している。新しい会計年度が始まる7月1日以降、実際に電気料金はいくら引き上げられるのか。13日付の公共放送ABC(電子版)が各州の管理当局の試算について報じている。

 国内最大の都市シドニーがある東部ニュー・サウス・ウェールズ(NSW)州では、電気料金の値上げ幅は、地域によって9.6%、11%、18.3%と幅がある。年間では1世帯当たり最大で210〜369豪ドルの値上げとなる見通しだ。

 南部ビクトリア(VIC)州の値上げ幅は5%。年間の1世帯当たりの負担増は61豪ドルにとどまると見られている。

 北東部クイーンズランド(QLD)州では、州都ブリスベンやゴールドコーストなどの大都市圏がある南東部で電気料金は12.6%上昇し、最大で年間220豪ドルの負担増。南東部を除く地方の上昇幅は9.2%、年間では119豪ドルの値上げとなる。

 南オーストラリア(SA)州では、9.5%上昇して年間198豪ドルの負担増となる。

 一方、西オーストラリア(WA)州では、電気料金の引き上げ幅は2.5%と国内の主要州で最低にとどまる。

■ソース

How much are power prices increasing by? Why are they going up? What can I do to save on electricity? (ABC News)

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