賞味期限近い肉を冷凍、自分で野菜を育てるなど
エネルギーや食料品などあらゆるモノやサービスの値段が上昇している中で、いかに生活コストを節約するか。公共放送ABC(電子版)が、専門家や読者のアイデアを紹介している。
食品については、比較的安い旬の野菜や果物を買うこと、賞味期限切れが近い安い肉を買って冷凍しておくこと、特価品を大量に買ってストックしておくこと、本当に必要なものだけを買うこと、を推奨。有料の買い物袋も毎回買っていると馬鹿にならないので、エコバッグの持参も忘れてはいけない。
庭や日の当たるベランダがある人は、野菜を育てて収穫することも有効だという。苗木を買うと高いが、種から育てれば費用対効果は高い。初心者でも育てやすい野菜として、トマト、ピーマン、ネギ、レタス、豆類、ハーブ類を挙げている。
また、電気料金を節約する方法としては、エアコンや暖房の温度を厳格に設定すること、洗濯機には冷水を使用すること、電気消費の少ない家電製品や電球を使用すること、太陽光をできるだけ取り入れすき間風を遮断すること、などが有効だという。
コロナ禍で一般化したリモート勤務も、ガソリン料金や交通費を節約するには有効とのこと。ただ、在宅中の電気料金の負担は増える。仕事の形態によっては経費で落とせるが、電気料金が高騰しているので、在宅勤務が必ずしも節約になるとは一概には言えないようだ。
動画のストリーミング・サービスやクラブのメンバーシップなど、毎月一定の金額が引かれるサブスクリプションも、本当に必要なのか、再検討してみる必要がある。携帯電話やインターネット、光熱費もより安いプランを探すことを推奨している。住宅ローンを支払い中の人は借り換えも検討する価値はあるとしている。
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