10月29日から週3往復
ANAホールディングスは13日、成田と西オーストラリア州の州都パースを結ぶ直行便の運航を再開すると発表した。運航再開は新型コロナウイルスの感染拡大で運休した20年3月以来、約3年半ぶり。
10月29日〜2024年3月29日の冬ダイヤで、水・金・日の週3往復を運航する。成田−パース線は日本からオーストラリア西部への唯一の直行便となる。
ANAは既に羽田−シドニー便を週14往復(1日2往復)運航しており、パース線の再開でオーストラリア線の運航本数は合計週17往復に拡大する。
ANAはパース線の再開について次のように述べ、観光とビジネスの双方の需要を取り込みたいとの意向を示した。
「パースはオーストラリアを代表する都会のオアシスです。緑豊かな大自然と歴史を感じさせる建物や近代的建造物が美しく調和したオーストラリア西部最大の都市で『世界で最も美しい街』と言われています。多くの人々を魅了する豊富な観光資源に恵まれ、年間通して安定した観光需要が期待できるマーケットです。また、鉱物資源・天然資源をはじめとした主力産業によるビジネス需要の高まりを受け、双方向のビジネス需要も取り込んでいきます」
■ソース
「2023年度国際線路線・便数計画の変更について」(ANAホールディングス・プレスリリース)