噛まれた男性は無事で様態は安定
西オーストラリア州南西部マーガレット・リバーに近いビーチで24日、サーファーがサメに襲われ、裂傷を負う事故が起きた。マーガレット・リバーはワイン産地として有名だが、インド洋の大波が押し寄せるエリアとしてサーファーにも人気が高い。しかし、過去にはサーファーなどがサメに襲われて死亡したり、負傷したりする事故がたびたび発生している。
公共放送ABC(電子版)によると、事故が起きたのはパースの南方約280キロ、ナラバップの「ボート・ランプ」と呼ばれるサーフ・スポット。午前8時45分ごろ、入水していた20代の男性サーファーが体長約2.5メートルホオジロザメに噛まれ、病院に緊急搬送された。幸い、生命にかかわるケガではなく、様態は安定しているという。
地元のオーガスタ・マーガレット・リバー郡は、ナラバップがあるガス・ベイからマーガレット・リバーの河口までの海岸線を閉鎖した。同郡は「地域社会の安全を確保するため、通知があるまで海に入らないで」と注意を喚起している。
周辺の海岸ではレンジャーが監視を続けており、サメを見かけた人は水上警察(下記)に通報するよう呼びかけている。
■Water Police
Tel: (08)9442-8600
■ソース
Authorities investigate after man bitten by shark at popular surf spot near Margaret River(ABC News)