15日予約開始、22日発売
米アップルは13日、新型スマートフォン「iPhone 15」を発表した。基本的なデザインに大きな変更はないが、「ノッチ」(画面上部の切り欠き)を全モデルで廃止するとともに、ようやく専用のライトニング端子をやめてUSB-C端子に切り替えるなど、これまで不評だった点を改善した。標準モデルのカメラ解像度を4倍に引き上げたり、上級モデルに最新鋭のチップを搭載したりするなど、中身の高性能化も実現した。
新型は1世代前の「14」と同じく合計4機種。標準モデルは「iPhone 15」(画面サイズ6.1インチ)と「iPhone 15プラス」(6.7インチ)の2機種、より高性能な上位モデルは「iPhoneプロ」(6.1インチ)と「iPhoneプロ・マックス」(6.7インチ)の2機種がある。それぞれ容量の異なる3つのストレージを選択できるのも旧モデルと同様だ。
オーストラリアでの価格(アップルストア直販、税込み)は、最も安い6.1インチの「iPhone 15」(ストレージ128GB)が1,499豪ドルと、14の一番安いモデルの発売時価格と比べて100豪ドルの値上げとなる。最も高い6.7インチの「iPhoneプロ・マックス」に1TB(テラバイト)のストレージを搭載したモデルは2,899豪ドルとなり、旧モデル最高機種より130豪ドル高くなった。
15、15プロともに、オーストラリアを含む全世界で15日から予約を開始し、22日から販売を始める。
なお、オーストラリアのアップルストアでは、旧モデルの「iPhone 14」(1,299豪ドル〜)、2世代前の「iPhone 13」(1,099豪ドル〜)、5Gに対応した廉価版の第3世代「iPhone SE」(719豪ドル〜)も併売する。
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