註インドネシア大使や首相主席補佐官など歴任

オーストラリアのアンソニー・アルバニージー首相は25日、次期駐米大使にグレッグ・マリアーティー国防事務次官を推薦すると発表した。3月31日に退任するケビン・ラッド氏(元連邦首相)の後任。連邦総督による正式な任命を経て、4月1日に赴任する。
マリアーティー氏は、安全保障や外交で豊富な経験を持つ実務派。1986年国防省入省。註インドネシア、註イラン大使、保守連合のターンブル政権下の首相主席補佐官なども歴任した。2017年から国防省の事務方トップである事務次官を務めている。
同氏の起用には、豪米同盟を強化する狙いがある。アルバニージー首相は、オーストラリアへの原潜導入を柱とする米英豪の安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」で相手国と緊密に連携してきた同氏の手腕に期待している。首相は「国際政策で比類なき資質を備えている」と高く評価した。
現職のラッド氏は、すでに3月末の退任が決まっていた。ラッド氏をめぐっては、ドナルド・トランプ米大統領との関係悪化が対米外交のネックとなっていた。ラッド氏がトランプ氏を批判したソーシャル・メディアへの投稿が再選後に問題視され、同大統領が外交の表舞台で嫌悪感をあらわにしていた。
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