24日にパースで王座防衛戦
世界最強の女が凱旋帰国だ!オーストラリア出身の女子プロレスラーで、米国の大手プロレス団体「WWE」で女子世界王座のタイトルを保有するリア・リプリー(27)が24日、西部パースで開かれるタイトルマッチに出場する。公共放送ABC(電子版)が伝えている。
リプリーは1996年南部アデレード生まれ。本名デミー・ベネットとして2013年、アデレードの独立プロレス団体でデビュー。その後渡米して17年にWWEと契約。WWEの若手登竜門のブランド「NXT」で英国の女子チャンピオン(18年)、同世界女子チャンピオン(19年)に輝いた。
23年4月にはWWE女子世界王座を戴冠して主要タイトルを総ナメし、女子プロレス界の頂点に。出身地オーストラリアではそれほど有名ではないが、世界のプロレスファンが憧れるスーパースターとなった。
かつてはベビーフェイス(善玉)の美人レスラーだったが、近年は黒を基調としたゴシック・ファッションに身を包むヒール(悪役)に転向。身長170センチと女子プロレスラーとしては大柄ではないが、相手をマットに叩きつけるパワーボムの1種「リップタイド」や関節技の「プリズム・トラップ」などの決め技で暴れまわっている。
24日の興行は、パース市内のオプタス・スタジアムで行われ、リプリーが出場するWWE女子世界王座タイトルマッチのほか、男女のエリミネーション・チェンバー・マッチ(金網デスマッチ)などの試合が組まれている。現地時間の午後3時30分(豪東部時間午後6時30分)開場、午後5時30分開演(同午後8時30分)予定。有料ストリーミング・サービスのビンジ(Binge)が生配信する。故郷に錦を飾れるか?
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