裏社会の抗争とは無関係か
オーストラリア東部ニューサウスウェールズ州警察の発表によると、シドニー市内中心部キャッスルリー・ストリートにあるビル内で人が銃で撃たれたとの緊急通報が28日午後12時50分ごろにあり、警官が駆け付けたところ、銃弾で負傷した男性(77)を発見した。
男性は現場で救急医療士の応急処置を受けた後、市内東部のセント・ビンセント病院に緊急搬送された。様態は安定しているという。
警察は男性を撃ったと見られる容疑者の男(79)をデイ・ストリート署に連行した。警察は「これ以上危険はない」としているが、規制線を張って現場検証を続けている。
公共放送ABC(電子版)によると、現場はビル9階にある法律事務所。警察は小口径の半自動式小銃を押収したという。現時点で容疑者と被害者の関係や動機などは不明だが、ABCは警察の話として「現時点ではギャング同士の抗争とは無関係と見ている」と伝えた。
■ソース
Man arrested after shooting – Sydney CBD(NSW Police Force)