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現役警官がゲイカップル射殺、動機は元交際相手への怨恨か!? 地元紙報道

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警察支給の拳銃使用、レンタカーで山中に遺棄

 オーストラリア東部ニューサウスウェールズ州警察の現役警察官が、男性2人のカップルを射殺したとされる事件で、地元日刊紙「シドニー・モーニング・ヘラルド」(電子版)は28日、元交際相手への逆恨みが犯行の動機との見方を伝えた。

 事件は19日、シドニー東郊パディントンにある元テレビ司会者のジェシー・ベアードさん(26)の自宅で発生したと見られる。ベアードさんと、交際相手でカンタス航空客室乗務員のルーク・デービスさん(29)の2人は、この日から消息が不明となり、現場には大量の血液が残されていた。

 23日になって、州警察のボー・ラマール−コンドン巡査(28)がボンダイの警察署に自首。同日午後、2件の殺人罪などで起訴された。2人の遺体は27日、シドニーから南西に直線距離で160キロ離れた山中で、サーフボード用ケースに入れられた状態で発見された。コンドン被告は警察で支給された拳銃「グロック」を使用して2人を射殺した後、レンタルした白いトヨタのバンで遺体を運んで遺棄したもようだ。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙が警察関係者の話として報じたところによると、ラマール−コンドン被告は元交際相手だったベアードさんのみの殺害を計画していたが、たまたまいっしょにいた新しい交際相手のデービスさんも撃ち殺したとされる。

 警察は、元交際相手に対するドメスティック・バイオレンスと位置付け、ラマール−コンドン被告がベアードさん殺害に至る過程でストーカー行為におよんでいたと見ているという。

■ソース

Lamarre-Condon targeted Baird; Davies collateral in alleged murder, police suspect(Sydney Morning Herald)





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