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シドニー教会刺傷事件に絡み、少年5人を「テロ準備罪」などで起訴

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対テロ合同捜査本部

 オーストラリア東部シドニー郊外のキリスト教会で、少年が司教や神父らを刺して負傷させたテロ事件に絡み、ニューサウスウェールズ州警察と連邦警察などで組織する対テロ合同捜査本部は25日、前日の一斉捜索で逮捕していた少年7人のうち、5人を起訴した。

 5人の起訴事実は次の通り。◇少年2人(17歳、14歳)=暴力的な過激主義の資料の取得・所持、◇少年2人(いずれも16歳)=テロ行為の準備・共謀、◇少年1人(17歳)=テロ行為の準備・共謀、公共の場所での刃物の所持。

 5人は保釈が認められず、25日にニューサウスウェールズ州少年裁判所で開かれる公判に出廷する。

 事件は、シドニー西郊ウェイカリーにあるアッシリア人(キリスト教を信仰する中東の少数民族)系の教会で15日に起きた。実行犯の少年(16歳)はすでに24日、テロ罪で起訴されている。

 ニューサウスウェールズ州警察は「市民の安全と(25日の)アンザック・デーの追悼式典に対する明確な脅威はない」として、テロの危険は差し迫っていないとの認識を示した。

■ソース

Five charged following Joint Counter Terrorism Team operation(NSW Police Force)





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