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カンタス航空、パース−パリ直行便 ロンドン、ローマに続き無給油で欧州へ

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五輪開催に合わせ週4便

パース−パリ線の就航を祝う「ボクシング・カンガルー」(オーストラリアのスポーツ選手を象徴するキャラクター)とカンタス航空の従業員(Photo: Qantas Group)

 オーストラリアの航空最大手、カンタス航空は14日、西部パースとフランスのパリを結ぶ無給油の直行便(便名:往路QF33、帰路QF34)を就航させた。26日開幕のパリ五輪に合わせて週4便運航し、8月中旬以降は週3便とする。

 機材は米ボーイングのワイドボディ機「787ドリームライナー」の胴体を延長した長距離型「787-9」を使用。所要時間は約17時間20分と従来の最短の経由便と比べて約3時間短くなったという。

 オーストラリア本土と欧州をノンストップで飛ぶカンタスの定期便は、パース−ロンドン線、パース−ローマ線に続いて3つ目。飛行距離は1万4,264キロとフランス発着の直行便としては最長としている。

 カンタス・グループのバネッサ・ハドソン最高経営責任者(CEO)によると、乗り継ぎを避けて長距離路線をノンストップで飛ぶ需要が増えているという。同CEOは「新しいフライトでは、パースを夜出発して(次の朝には)パリに着き、エッフェル塔を見ながらブランチ(昼食兼用の遅い朝食)を楽しむことができるでしょう」と時短効果を強調した。

 また、西オーストラリア州のリタ・サフィオッティ副州首相兼観光相は「シドニーやメルボルン、ブリスベンなど国内主要都市に継ぎ目のなく乗り継ぎできます。パースはパリからオーストラリアへの玄関口になるでしょう」と語り、同州の観光業にとって追い風になるとの期待を表明した。

■ソース

AU REVOIR. PARIS NOW JUST A DIRECT QANTAS FLIGHT AWAY(Qantas News Room)





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