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オーストラリアのブドウ農場に良いニュース! 日本向け輸出拡大へ

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輸出額は32億円増える見通し

 オーストラリアのマレー・ワット連邦農林水産相は17日、日本政府がオーストラリア産食用ブドウ(ワイン用などを除く)に課していた輸入規制を撤廃したと発表した。日本はこれまでオーストラリア産食用ブドウの輸入を3品種に限定していたが、これを解除したという。

 市場開放をめぐる豪日交渉の結果、日本が規制を撤廃したことで、オーストラリアからの食用ブドウの輸出が大幅な拡大が期待できるとしている。ワット農林水産相は「業界の専門家によると、品種規制の撤廃により、輸出額は約3,000万豪ドル(32億円)増え、数年後には5,000万豪ドルに達しそうだ」と述べた。

 その上で同農林水産相は「私たちと日本の貿易関係は力強い。両国にとって相互に有益となる、さらなる市場開放に向けて引き続き協力していく」と語った。

 日本はオーストラリア産農林水産物の第2位の輸出先となっている。今回の規制解除は、日本市場の開拓を図る食用ブドウの生産者をはじめ農業全体にとって朗報となりそうだ。

 オーストラリア政府は、世界全体への農産品の輸出額を2030年までに1,000億豪ドル(約10.7兆円)に増やす目標を掲げている。

■ソース

Japan trade negotiations a grape success(Senator the Hon Murray Watt, Minister for Agriculture, Fisheries and Forestry)





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