利益の50%を保護犬支援に寄付
オーストラリア産米の流通・卸売などを手がける食品商社、ライスグローワーズ・リミテッド(商標名サンライス、ニューサウスウェールズ州リートン)は23日、ドッグフードや犬用おやつの高級品を製造するセイバーライフ(シドニー北部カールカール)を2,030万豪ドル(約20億8,000万円)で買収すると発表した。
セイバーライフは、利益の50%を飼い主に捨てられた保護犬を支援する活動に寄付している。サンライスは、セイバーライフをペットフードや家畜飼料部門「コップライス」の傘下に置き、保護犬支援の社会貢献活動を継続する。
サンライスのポール・セラ最高経営責任者(CEO)は「高級品の需要が拡大しているペットフード市場をさらに開拓する」と述べた上で、「保護犬を支援する団体の活動を支えるセイバーライフのミッションを引き続き支援していく」と強調した。
セイバーライフの創始者であるマイケル・マックティーグ氏と社員は、引き続き同社に残り、業務を継続するとしている。
■ソース
SunRice Group to make strategic acquisition of SavourLife(SunRice Group)