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オーストラリアの夫婦はどれくらいの割合で離婚しているの?

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ザックリ10組中4組が破局!?

 オーストラリア統計局(ABS)がこのほど発表した婚姻数と離婚数に関する調査によると、2023年に同国で結婚したカップルの数は11万8,439組とコロナ禍後の22年の史上最高記録(12万7,161組)と比較して6.9%減少した。ただ、コロナ禍で急減した20年、21年の水準と比べると高い水準で推移している。

 婚姻年齢の中央値は男性が32.9歳、女性が31.2歳だった(22年は男性32.5歳、女性30.9歳)。同姓または性を特定していないカップルの婚姻数は4,558組(22年は4,593組)だった。オーストラリアでは2017年12月に同性婚が解禁されている。

 ABSの婚姻統計部門の責任者を務めるジェームズ・アインストーン−ヒンキンス氏は声明で「多くのカップルがコロナ禍中に結婚を先延ばししたことは明らかだ。このことは婚姻数だけではなく、婚姻年齢の中央値が高まったことからもうかがえる」と指摘した。

 一方、離婚した夫婦の数は4万8,700組と前年比で1.1%減少した。離婚した夫婦の婚姻期間の中央値は13年となり、22年の12.8年から0.2年伸びた。離婚した夫婦の結婚から別居までの期間の中央値は9年間と22年の8.9年から0.1年長くなった。離婚年齢の中央値は男性が47.1歳、女性が44.1歳だった(22年は男性46.7歳、女性43.7歳)。

 婚姻と離婚の時期には時間差があるため、正確な離婚率とはならないが、オーストラリアではおおまかに10組中4組が離婚している計算になる。

■ソース

Total marriages drop back after post-pandemic highs(ABS)

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