本塁打連発で2点差も阪神・森下らの活躍で突き放す
連覇を狙う日本が初戦でオーストラリアを破り、好スタートを切った。12カ国の代表で戦う野球の国際大会「プレミア12」は13日、1次ラウンドB組の日本対オーストラリア戦が名古屋市のバンデリンドーム(ナゴヤドーム)で行われ、日本がオーストラリアを9-3で制した。
日本は1回、ノーアウト一三塁の好機に楽天・辰巳のレフトへの犠牲フライで先制。オーストラリアの守備の乱れもあり、4回まで毎回追加点を重ねて5-0でリード。対するオーストラリアは6回、ボヤルスキーのソロ、ウィングローブの2ランで5-3に。
2点差に詰め寄られた日本は7回、先頭バッターの阪神・森下が二塁打で出塁。DeNA・牧のセンター前タイムリーで森下が三塁からホームに帰り1点追加。8回にも森下が2点タイムリー二塁打、ソフトバンク・栗原がタイムリー二塁打で3点を重ね、ダメ押しとした。
日本の先発、巨人・井上は6回1/3を5安打2失点、8奪三振の好投で今大会1勝目を飾った。
プレミア12は、韓国が優勝した初回2015年、日本が決勝で韓国を下した19年に続き3回目の開催。A組、B組のそれぞれ6チームが総当り戦を行い、各組上位2チーム(合計4チーム)がスーパーラウンドに勝ち上がる。スーパーラウンドでの総当たり戦の結果、下位2チームが3位決定戦、上位2チームが決勝戦に進む。3位決定戦は11月24日午後12時から、決勝戦は同日午後7時から、いずれも東京ドームで行う。
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