空港でボルト・カッター、マーカー、懐中電灯など所持
4月4日付ABC放送(電子版)は、オーストラリア青年が地下鉄の車両にグラフティを描いた容疑で逮捕されたことを伝えている。
ポール・ハン容疑者(27)は、2018年2月19日に東京文京区にある地下鉄車両基地に侵入し、1時間半にわたって電車にスプレー缶で落書きした疑いで成田空港で逮捕されており、逮捕時の所持品にはボルト・カッター、スプレー缶、マーカー・ペン、懐中電灯、双眼鏡、ゴープロ・カメラ6台などが含まれている。
警察では、逮捕当時もグラフィティを計画していたと見ており、過去30件のグラフィティをハン容疑者の犯行と見て取り調べている。
ABC放送の記事は、「日本ではグラフィティは非常にまれで、ストリート・アートはタブー視されており、文化的にも否認されている」と報じている。
ハン容疑者の起訴容疑は建造物・器物損壊で有罪の場合、懲役最高3年だが、ハン容疑者は犯行を否定している。
連邦政府の外務貿易省はオーストラリア青年逮捕の事実を確認しており、必要な場合に備えて領事援助を準備していると発表している。
■ソース
Australian arrested in Japan over alleged subway train graffiti attack, police find spray cans and marker pens