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レッドファーン駅で男、架線によじ登り鉄道止める

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送電停止し、警察が男の説得にあたる

 4月18日朝、レッドファーン駅構内に警察官が出動し、乗客を駅から外に誘導、構内が完全に封鎖された。

 同日午前11時前、男が同駅で架線の電柱によじ登ったため、警察が駅の業務を停止し、電車に電力を送っている高電圧の架線の送電を停止させた。そのため、シドニー鉄道ほぼ全域にわたって列車の運行が停止、午前11時40分前には鉄道も営業を再開したが、遅延は午後まで続いた。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 NSW州警察広報担当官は、「男性の安全が懸念されたため、救急隊が出動、架線によじ登った男を警察が説得にあたったが、男性が線路に転落した」と発表している。

 男(47)は現場で救急隊の手当を受け、ロイヤル・プリンス・アルフレッド病院に運ばれた。重体だが容体は安定している。

 この事件で南部高原線を除く全ての路線が影響を受け、特にT1北部線、北部西部線、T2インナー・ウェスト・レッピングトン線、T3バンクスタウン線、T4東郊イラワラ線、T8空港南部線、ブルー・マウンテン、中部海岸ニューカッスル、南部海岸線に影響が出た。

 午後1時には一部の列車運行が1時間以上遅れた他はほとんどの運行が10分から30分程度の遅れにまで回復した。

 シドニー鉄道は、「速やかな運行の正常化に努力しており、一部の区間では代替バスも運行して旅客輸送に努めている。急ぎの乗客は代替交通手段も考えるよう」呼びかけている。

 警察は、「この事件は男の自傷行為と見られる」と発表しており、男が起訴されるかどうかは現段階では不明。
■ソース
Major delays on Sydney train lines following police operation

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