英タブロイド紙報道
英国のタブロイド紙「デイリー・メール」によると、オーストラリア出身の世界的なセレブ女優ニコール・キッドマン(57)が、オーストラリアへリターン移住を検討している。多忙なハリウッドから距離を置き、夫で同郷のカントリー歌手キース・アーバン(57)とともに故郷で暮らすことを考えているという。
キッドマンと言えば、熟年の女性社長と若いインターンの恋をめぐるエロティックなスリラー「ベイビーガール」の公開(オーストラリアでは12月末)を控えている。レッドカーペットだけではなく、新作ドラマの撮影で大忙しだ。家のベッドより飛行機の中で寝ることが多いとされる。
しかし、先日はベネチア国際映画祭で最優秀女優賞を受賞する直前に母ジャネルさん(84)の訃報を聞いた。葬儀のため、キース、16歳と14歳の娘2人とともにシドニーに一時帰国していた。超多忙な生活と母の死が重なったため、周囲は「燃え尽き症候群」に見舞われているのではないかと心配している。
夫妻の動向に詳しい匿名の情報提供者は女性誌「ウィメンズデイ」に対し、「ニコール(・キッドマン)とキースにとっては最悪の1年だった。2人で過ごす時間がなく、(母の死で)苦しい時も(キッドマンは)1人だった」と述べた。
キッドマンは1967年、ハワイでオーストラリア人の両親の間に生まれ、米国とオーストラリアの二重国籍を持つ。オーストラリアで育ち、ハリウッドに進出した。1人目の夫トム・クルーズ(62)との離婚(2001年)を経て、メリル・ストリープ(75)や同じくオーストラリア出身のケイト・ブランシェット(55)らに並ぶハリウッドの大物女優の1人として活躍している。
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