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WA州のリベンジ・ポルノ法で初の有罪

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元ガールフレンドの画像をインスタグラムに投稿

 別れたガールフレンド(ボーイフレンド)や妻(夫)に対する復讐に画像、特にプライベートな画像をインターネットで公開する、いわゆる「リベンジ・ポルノ」がしばしば問題になっており、世界各地で「リベンジ・ポルノ」を違法化する法律が制定されるようになってきている。

 6月11日、WA州で同州のリベンジ・ポルノ法で初めて有罪判決が出された。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 パース在住のミッチェル・ジョセフ・ブリンドリーは、ガールフレンドと別れた後の2019年4月にガールフレンドのプライベートな画像をインスタグラムに投稿し、広めた。

 WA州警察は、「ブリンドリーは、被害者の名前でニセのインスタグラム・ページをつくり、被害者の承諾なしに画像7枚を投稿した。そのインスタグラム・ページが削除されると、さらに被害者の名前でインスタグラムのページを4ページ作成し、10枚のプライベートな写真を投稿している。

 ブリンドリー被告人は罪状認否で有罪を認めた。

 しかし、被告人の精神鑑定報告書が提出されるまで待つため、判決は7月22日まで延期されている。

 また、フリーマントル簡裁法廷はブリンドリー被告人に対して、「被害者に連絡を取らないこと、また被害者から50m以内に近寄らないこと、被害者の職場および住居から100m以内に近寄らないこと」を命じた。

 2018年、WA州政府は、このようなリベンジ・ポルノを取り締まるために新プライベート画像法案を通過させた。この法律によれば、本人の承諾を得ていないプライベートな画像の公開は犯罪を構成し、罰則として懲役1年半から3年、および最高$18,000の科料が定められている。

 マーク・マクガワン州首相は、「個々の訴訟について触れないが、犯人が一時親しくしていた人物にとっては生涯傷を残す忌まわしい犯罪だ。法廷の判断に任せるが、このようなわいせつな犯罪の実行者はその責任を問われなければならない」と語っている。
■ソース
First guilty plea for WA revenge porn laws as man admits posting Instagram images of ex-girlfriend

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