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カンタス航空整備士、オーストラリア国内5空港でスト計画 明日13日の早朝4時間

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会社側は「早めに空港へ来て」と顧客に呼びかけ

整備士がストを計画しているカンタス航空の機体(Photo: Qantas Group)

 公共放送ABC(電子版)が12日報じたところによると、オーストラリアの航空最大手カンタス航空の整備士が明日13日金曜日の早朝、シドニーとメルボルン、ブリスベン、パース、アデレードの国内主要5都市の空港で時限ストを決行する予定だ。

 整備士が仕事を放棄するのは、午前3時30分〜午前7時30分の4時間だが、ただでもクリスマス休暇で混雑している航空ダイヤに大きな影響が出る可能性がある。

 ABCによると、ストに参加するのは、オーストラリア・ワーカーズ・ユニオン(AWU)など複数の労組に加入している整備士など約500人。これまで3年半凍結されていた賃金を1年目15%、2年目以降は毎年5%それぞれ引き上げるよう要求しているが、労使の交渉は暗礁に乗り上げているという。

 一方、カンタス航空の広報担当者は12日、「労働争議がお客様の休暇に与える影響を最小限に抑えるために、私たちは懸命に努力しています。不測の自体に備えて通常より多く人員を配置して、お客様が確実に計画通り飛び立てるように務めます」とコメントした。その上で、混雑が予想されるため、時間に余裕を持って早めに空港保安エリアに入るよう予約客に呼びかけている。

 組合側は来週20日金曜日にも2回目のストを予定している。

■ソース

“Qantas engineers to strike amid holiday travel”, “Qantas responds to Friday strike”(Markets live; ABC News)

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