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サメに襲われたサーファー捜索打ち切り

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南オーストラリア州西部エア半島のビーチ

 公共放送ABC(電子版)によると、南オーストラリア州警察は5日、同州西部エア半島でサメに襲われた男性の捜索を打ち切った。ポート・リンカンに住むランス・アップルビーさん(28歳)は2日夕、エア半島西側にあるグラナイト・ビーチでサーフィンしていたが、サメに襲われたところを目撃された後、行方不明となっていた。

 警察は先にアップルビーさんのサーフボードを発見、回収していた。警察と救急隊、地元住民らが4日間にわたって捜索を続けたが、アップルビーさんを見つけることはできなかった。

 ABCによると、8万7,000豪ドルの義援金がオンラインで集められた。アップルビーさんの葬儀費用や銘板の設置、家族の経済的支援に使用されるという。

 南オーストラリア州では2023年に6回のシャークアタックが発生し、3人が死亡または行方不明となった。特に西部はサメの多いエリアとして知られている。グラナイト・ビーチでは23年10月にも男性サーファーのトッド・ジェンドルさん(55歳)がサメに拐われる事故が起きている。ジェンドルさんも行方不明のままとなっている。

■ソース

Search ends for surfer Lance Appleby attacked by shark on SA west coast(ABC News)

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