来週の中銀会合、金融引き締めの転換点に!?

豪統計局(ABS)が発表した2025年12月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で3.8%上昇し、市場予測の平均3.6%(米金融データ大手「トレーディング・エコノミクス」調べ)を0.2ポイント上回った。事前予測から大幅に上振れしたことを受けて、ロイター通信によると金融市場が織り込む利上げ確率は、事前の60%から一時73%まで急上昇した。
中央銀行の豪準備銀(RBA)は2月2〜3日、金融政策を決める今年最初の会合を開く。インフレ再燃が強く意識されるデータとなったことで、RBAが金融引き締めに転じると見方が大勢を占めているとの報道が相次いでいる。
公共放送ABCによると、英金融調査会社キャピタル・エコノミクスのエコノミスト、アビジット・サーヤ氏は「今回のデータは、RBAが警戒していたサービスインフレの粘着性を証明するものだ」と語り、RBAが2月に0.25ポイントの利上げに踏み切る可能性が高まったとの認識を示した。
ロイターも、インフレ率が中銀の目標(2〜3%)を上回る水準で高止まりしていることから、金融市場の「タカ派」的な反応が続くと伝えている。
RBAは25年2月以降、スローダウンする景気を下支えするため、3回にわたって0.25ポイントの利下げを行い、政策金利を4.35%から3.60%まで引き下げていた。市場の見立て通りなら、2月会合での利上げは23年11月以来2年3カ月ぶり。緩和から引き締めへと金融政策の転換点となる。
◼️ソース
Australia’s hotter Q4 core inflation fuels bets for rate hike next week(Reuters)