クラウド業務ソフト銘柄売られる

シドニーのオーストラリア証券取引所(ASX)は6日、主要株価指数「S&P/ASX200」が続落し、前日比で185.70ポイント(2.09%)安い8,703.50で今週の取引を終了した。20日ぶりの安値水準。前日の米ニューヨーク市場のハイテク株急落の流れを受けて急落した。
業種別では、不動産(3.87%下落)やIT(3.36%下落)、通信サービス(2.76%下落)をはじめ、11あるすべてのセクターが値を下げた。中でもS&P/ASX200構成銘柄のうちIT企業に特化した指数「XIJ」は3.63%下落し、直近5日間の下落幅は11.91%と2ケタに達した。
個別銘柄では、IT企業の中でも特にクラウドの業務ソフトやデータ関連の銘柄が急落した。ホテル運営ソフト「サイトマインダー」は7.94%、クラウドサービス「メガポート」は5.68%、物流ソフト「ワイズテック・グローバル」は4.65%、それぞれ大幅に下落した。
これは、ニューヨーク市場で広がっている「SaaS(サーズ)の死」(人工知能=AIがSaaS=クラウドのソフトウェア・サービスを駆逐するとの思惑)が、オーストラリアにも波及した格好だ。
公共放送ABC(電子版)によると、市場関係者からは「パニック売りが広がっている」(株取引アプリ「ムームー・オーストラリア」アナリストのマイケル・マッカーシー氏)との悲観論が出ている。同氏によると、数営業日以内にメルトダウン(暴落)が起きても不思議ではないという。
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