節約や追加対策にどこまで踏み込む?

アンソニー・アルバニージー首相は1日午後7時(豪東部標準時=日本時間午後5時)から、イラン攻撃を受けた燃料問題について、国民向けの演説を行う。ABCなど主要メディアがテレビとラジオで中継する。
ホルムズ海峡の事実上の封鎖から1カ月が経過し、オーストラリアでは石油製品(ガソリン、軽油など)の高騰に加えて、地方や遠隔地を中心に供給にも支障が出ている。このため、首相は演説で政府の対応と方針について、国民に直接語りかける。
連邦政府はこれまで、民間の燃料調達を国が保証する法改正による供給促進策を表明し、燃料税半減による価格抑制策(1日開始)を実施している。節約の呼びかけや、強制力を伴う追加対策を今後採るかどうかについて、どこまで踏み込むかが焦点となる。
米国の緊密な同盟国として、どのような安全保障上のスタンスを取るのかも注目される。首相はイランの核開発阻止という攻撃の目的に理解を示しつつ、これまで本格的な参戦を明確に否定している。現時点では、アラブ首長国連邦(UAE)の自衛を支援するため、空軍機1機と少数兵力の派遣にとどめている。
ABCによると、首相が国民向け演説を行った近年の例としては、2008年の世界金融危機(リーマンショック)時のケビン・ラッド首相(当時)、20年の新型コロナウイルス感染拡大時のスコット・モリソン首相(同)がある。
◼️ソース
Radio interview – ABC Radio Melbourne(Prime Minister of Australia)