オーストラリア初の女性陸軍トップ誕生へ コイル中将が昇進

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国防軍司令官はハモンド海軍中将 潜水艦乗り出身

国防軍司令官に就くハモンド海軍中将(左)、初の女性陸軍司令官となるコイル陸軍中将(Photos: Royal Australian Navy, Department of Defence)

 オーストラリア連邦政府は13日、国防軍幹部の人事を発表した。陸海空3軍を束ねる国防軍司令官に海軍司令官のマーク・ハモンド中将を昇格させるとともに、陸軍司令官には女性のスーザン・コイル陸軍中将を起用する。陸軍トップを女性が務めるのは、軍の125年の歴史で初めて。

 国防軍司令官は、自衛隊の統合幕僚長、米国の統合参謀本部議長に相当する制服組トップ。次期国防軍司令官に就くハモンド海軍中将は1986年海軍に入隊し、潜水艦に長年乗艦した。米ワシントンで副海軍武官を務めた。2018年オーストラリア勲章(AO)受章。海軍副司令官(18年〜20年)、艦隊司令官(20年〜22年)を経て、22年から海軍司令官に就いている。

 海軍出身者が国防軍司令官に就くのは、現職のデービッド・ジョンストン海軍大将(7月退役)に次いで2人連続となる。

 次期陸軍司令官に就くコイル中将は、1987年陸軍予備役。92年陸軍士官学校卒。米陸軍大、米ハーバード大などで学び、3つの博士号を取得。東チモール、ソロモン諸島、アフガニスタンなど中東で海外派遣の経験を積んだ。24年から3軍の統合作戦能力司令官を務めている。

 連邦政府は、国家元首である英国王の代理人、連邦総督に人事案を推薦した。連邦総督による承認を経て、新年度が始まる7月に就任する。

◼️ソース

Appointment of leadership positions in the Australian Defence Force(Prime Minister of Australia)

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