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フランス潜水艦、高すぎたキャンセル代

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8億3,500万豪ドル−アルバニージー首相が表明

 アンソニー・アルバニージー首相は11日、豪海軍の潜水艦開発契約の解約費用として、フランス政府系造船企業ナバル・グループに8億3,500万豪ドルを支払うと表明した。同日付の公共放送ABC(電子版)が伝えた。

 豪州は、フランスの技術を導入して次世代の通常動力潜水艦12隻を建造する計画で契約を締結していた。しかし、昨年9月に米英豪3カ国の安保枠組「AUKUS」(オーカス)の一環で、米英が技術を提供して豪州の原子力潜水艦の建造することを決定したため、一方的にフランスとの契約を破棄していた。

 この問題をめぐりマクロン仏大統領は、モリソン首相(当時)が契約について「ウソをついた」と批判。2国間の外交問題に発展していた。

 アルバニージー首相は「マクロン大統領の招待を受けてできるだけ早い段階でパリを訪問することを楽しみにしている」と述べ、関係改善のため近く訪仏する意向を示した。

■ソース

Australian government agrees to pay $835 million to French submarine contractor Naval Group over cancelled contract

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