「海岸に近づかないように」と気象局
クイーンズ・バースデイ(女王誕生日)の祝日となった13日、ニュー・サウス・ウェールズ(NSW)州東部一帯の海岸に最大5メートルの大波が押し寄せた。同日付の公共放送ABC(電子版)が報じた。
タスマン海を通過した強い低気圧が巨大なうねりを生み出した。豪気象局(BOM)は午前6時、北はバイロン・ベイから南はエデンに至るまでの長い海岸線に波浪警報を発令。住民に海に近づかないよう警告した。
BOMは「今回の波は非常に強力だ」と指摘。15日から16日にかけても第2波のうねりが届く可能性があるとして、注意を呼びかけている。
シドニー近郊では、ボンダイやクージー、マルーブラなどの主なビーチが遊泳禁止となった。しかし、シドニーの北部海岸などでは大波に果敢に挑むサーファーの姿も見られた。
■ソース
Wild swells reaching five metres batter NSW coastline from Byron to Eden (ABC News)