世界株安受けた調整は一服
世界的な株安を受けたシドニー市場の調整が一段落している。オーストラリア証券取引所(ASX)の代表的な株価指数は、8%近く急落した先週から小幅にリバウンドした。
ASX上場上位200社の株価の加重平均指数「S&P/ASX200」は24日、続伸。前日比で50.30ポイント(0.77%)高い6,578.70で今週の取引を終了。前週比7.76%下落した先週末の終値から1.60%上昇した。
値動きの激しさを示す恐怖指数「S&P/ASX200 VIX」は18.53と前日比で4.47%下落した。
構成銘柄のうち、前日比で上昇したのは147社、下落は35社、変化なしは4社だった。業種別で上げ幅が大きかったのは、情報技術(+6.00%)、通信(+2.66%)、不動産(+2.50%)だった。
同指数は終値ベースの史上最高値(7,628.90)を付けた昨年8月13日と比較すると、まだ13.8%低い水準にある。
上位500銘柄が対象の「オールオーディナリーズ」は24日、6,762.4と前日比で1.06%上昇した。
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