「勝利するまで支援し続ける」 アルバニージー首相、ウクライナ電撃訪問

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虐殺の町を視察 装甲車など1億豪ドル追加支援

ウクライナを電撃訪問したアルバニージー首相(左)とゼレンスキー大統領(アルバニージー首相のツイッターより)

 欧州歴訪中のアンソニー・アルバニージー首相は3日、ロシアによる侵攻が続くウクライナを電撃訪問した。公共放送ABC(電子版)が報じた。

 首相は、ロシア軍による民間人の虐殺が起きたとされる同国北部の町ブチャやアーピン、侵攻の初期に激しい戦闘が起きたホストーメリ空港(アントノフ国際空港)を訪問した。視察の印象について首相は「戦争犯罪だ。戦車やミサイル、重火器などの兵力が民間人の居住区に使用された。破滅的だ」と語った。

 この後、首相は首都キーウでウォロディミル・ゼレンスキー大統領と会談。1億豪ドルの追加支援を約束した。20台の豪州製装輪装甲車「ブッシュマスター」、装甲兵員輸送車「M113」、ドローン兵器などを新たに提供する。豪州のウクライナ支援額は合計で3億9,000万豪ドルとなる。

 会談後の共同会見で、首相は「豪州はウクライナが勝利するまで、ウクライナの政府と国民を支援し続ける。あなたたちは国際法(を守る)のために戦っている」などと述べた。

 ゼレンスキー大統領は「このような敵(ロシア)がいる状況では、(支援が)十分すぎるということはない。私たちの国土から彼らを追い出して優勢になるまでは」と語った。

 アルバニージー首相は、莫大な資金が必要になるウクライナの戦後復興についても支援を表明し、ゼレンスキー大統領は謝意を示した。

 豪州の連邦首相がウクライナを訪問するのは史上初めて。政府の外交や安全保障のアドバイザー、首相府や首相個人のスタッフら合計7人を随行。ポーランドから装甲列車でウクライナ入りした。私服でカモフラージュした豪国防軍特殊部隊の兵士も同行し、首相を警護した。

■ソース
Prime Minister Anthony Albanese in Ukraine, visits war-affected towns of Bucha and Irpin

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