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週休3日制、導入の機運高まるか

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仕事とプライベートのバランス最適化図る

Photo: Christopher Gower on Unsplash

 オーストラリアでは、仕事とプライベートのバランスを最適化するため、週休2日制を見直して週休3日にするべきではないかとの議論が起きている。「豪州看護師・助産師労働組合」(ANMF)のビクトリア州支部はこのほど、1週間の労働日数を1日減らし、現行の週38時間労働から週32時間労働にすることを求める要望書を連邦議会上院の労働・介護委員会に提出した。ニューズ・コーポレーション系各紙の電子版が報じた。

 労組は要望書の中で「(労働日数の)短縮により、従業員は仕事と個人的な責務を両立できる機会が増えるだろう」と主張している。また、病気やケガ、緊急事態に限定されている現在の有給病気休暇の対象を広げ、親を介護施設に連れていく、子どもの学校に出向く、などのケースでも適用されるよう求めている。

 労働・介護委員会は、改善策についての中間報告を来月に発表する予定だ。

 週休3日制については、オーストラリアの企業数社が10月から6カ月間、社会実験を行う計画がある。専門家によると、英国で先に実施された実験の結果は良好だった。実施後の調査では、労働生産性は変わらなかったと答えた人は55%、生産性が低下したと答えた人はわずか5%だけだった。参加者の多くが、週休3日制の方がよりストレスが少なく、ワーク・ライフ・バランスが最適化されたと感じているという。

 週休3日制を導入したアイスランドでは、すでに85%の労働者が週4日しか働いていない。カナダ、米国、スペイン、ニュージーランドでも社会実験が行われている。

■ソース
New push for four day working week gather momentum(news.com.au)

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