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豪州軍による軍事訓練を検討 ウクライナ領土外で

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ゼレンスキー大統領がアルバニージー首相との電話会談で要請

7月にウクライナを電撃訪問したオーストラリアのアルバニージー首相(左)とゼレンスキー大統領

 オーストラリアのアンソニー・アルバニージー首相は12日、ウクライナ領土外の欧州で、オーストラリアがウクライナに軍事訓練を提供することを検討すると表明した。11日夜にウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領と行った電話会談で、大統領から要請があった。公共放送ABC(電子版)が伝えた。

 アルバニージー首相は「ウクライナの主権と国境にかかわる問題であるだけではなく、国際的な法の支配の問題だ」と述べ、ウクライナへの支援を続ける姿勢を改めて明確にした。

 首都キーウを含むウクライナの主要都市では11日(豪州時間)、ロシアが発射した巡航ミサイルが一斉に着弾し、少なくとも19人が死亡したとされる。ロシアは、ウクライナ南部クリミア半島とロシア本土を結ぶクリミア大橋が先に爆破されたことを受けた報復攻撃だと明言。ゼレンスキー大統領はアルバニージー首相を含む主要国の首脳と電話会談を行い、支援拡大を求めていた。

 オーストラリアはウクライナに対し、北太平洋条約機構(NATO)加盟国以外では最大の軍事支援を行っている。自国製の装甲機動車「ブッシュマスター」や装備品などをウクライナに提供している。

 アルバニージー首相は7月、ウクライナを電撃訪問した。キーウでゼレンスキー大統領と首脳会談を行い、ロシア軍による民間人の虐殺が疑われている同国北部の街ブチャや、初期に激戦の舞台となったホスト−メリ空港などを視察した。

■ソース

Volodymyr Zelenskyy asks Australia to train Ukrainian soldiers, during phonecall with Anthony Albanese(ABC News)

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