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9月の豪失業率は3.5% 前月と変わらず

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新規就業者数は900人

 オーストラリア統計局(ABS)が20日発表した9月の雇用統計によると、失業率は3.5%(季節調整済み)と前月と変わらず、依然として歴史的な低水準を維持していることが分かった。

 失業率は、新型コロナウイルスのデルタ株の感染拡大によるロックダウン(都市封鎖)が主要都市で継続していた1年前と比較して1.1ポイント低下した。

 就業者数は1,359万800人と前月比900人増だった一方、失業者数は49万9,400人8,800人増加した。労働参加率は66.6%と前月と同じだった。

 新規就業者数がわずかな伸びた一方で失業者数が増加したことについて、ABS雇用統計部のジャービス部長は「失業率は0.1%以内の上昇にとどまり、四捨五入すれば3.5%で(前月と)変わらなかった」と説明した。

 コロナ禍後の経済再開を背景に、オーストラリアの労働市場は需給がひっ迫している。7月には失業率が3.4%まで低下し、1974年8月以来48年ぶりの低水準を記録していた。

■ソース
Unemployment rate remains at 3.5%(Media Release, Australian Bureau of Statistics)

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