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豪州、ウクライナ軍を訓練 来年1月から領土外で

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輸送防護車も追加供与 合計90台に

オーストラリア製の輸送防護車「ブッシュマスター」。ウクライナ軍に供与されているほか、オランダ軍や日本の自衛隊なども導入している(Photo: Wikipedia)

 オーストラリア政府は26日、約70人の国防軍兵士をウクライナ軍向けの訓練要員として欧州に派遣すると発表した。来年1月から、英国軍が率いる多国籍部隊に参加し、ウクライナ兵の訓練を行う。ただし、訓練はウクライナ領の外で実施し、豪州軍は領内には入らない。

 オーストラリア製の輸送防護車「ブッシュマスター」30台を追加提供することも決めた。これまでに送った60台に加え、ウクライナ軍に供与したブッシュマスターの数は合計90台となる。

 ロシアの巡航ミサイルがウクライナ主要都市に一斉に着弾した11日、オーストラリアのアンソニー・アルバニージー首相は、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領との電話会談を行い、同大統領から要請があった軍事訓練の提供を検討していた。

 オーストラリアはこれまで、4億7,500万豪ドルの軍事支援を含む6億5,500万豪ドルをウクライナに供与してきた。これは、北大西洋条約機構(NATO)加盟国以外では最大規模とされる。

 アンソニー・アルバニージー首相は「オーストラリアは超党派でウクライナを支援し、(ロシアの)プーチン大統領を糾弾してきた。私たちは引き続き自由と民主主義を守り抜く。ウクライナの主権のためだけではなく、国際法の支配と秩序を守る勇敢なウクライナ国民のために」と述べた。

■ソース

Additional support for Ukraine(Media Release, Richard Marles, Deputy Prime Minister/Defence Minister of Australia)

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