違法ドラッグの密輸シンジケートを一網打尽

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シドニー南西部やロスで一斉捜索

Photo: Colin Davis on Unsplash(写真はイメージです)

 オーストラリア連邦警察とニュー・サウス・ウェールズ(NSW)州警察などの合同捜査班は24日、シドニーを中心に暗躍している違法薬物の密輸組織に対して一斉に家宅捜索を行った。容疑者6人を逮捕し、薬物や現金、武器などを押収した。

 公共放送ABC(電子版)によると、警察は16の捜査令状を取り、シドニー南西部の事務所や家屋を強制捜査し、28歳から44歳の容疑者6人(いずれも男)を逮捕した。このうち5人を違法薬物の取引や密輸などの容疑で起訴した。

 また、警察は合計300キロの覚醒剤メタンフェタミンと精神刺激薬コカイン、現金300万豪ドル以上、ライフル、取引に使われたと見られる「暗号通貨ウォレット」などを押収した。

 捜査は2021年から1年半かけて、オーストラリア国境警備隊や、米国の国土安全保障捜査局など海外の当局とも連携して行われた。米ロサンゼルスではシドニーに密輸される予定だったと見られたメタンフェタミン200キロなども押収された。

 NSW州警察のピーター・フォークス警視正は「(薬物を)隠して持ち込む手口は新しいものではないが、様々な犯罪組織が深く関っている点は注目される」と語り、複数の組織が国際的なネットワークを通して密輸に関与していたとの見方を示した。

 また、連邦警察のケイト・フェリー警視長は「これらの犯罪者は、私たちの国家安全保障と経済を蝕んでいる。犯罪者たちに法の裁きを受けさせ、違法薬物の使用を大幅に減らさなくては、国民の生活が脅かされる」と述べた。

■ソース
Sydney men charged over multinational crime ring importing drugs to NSW(ABC News)

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