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ビクトリア州選挙 与党労働党が勝利

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3期目の続投決める

ビクトリア州のダニエル・アンドリューズ州首相(Photo: Wikipedia)

 オーストラリア南部ビクトリア(VIC)州で26日、州議会選挙の投票が行われ、開票の結果、労組を支持基盤とする中道左派の与党労働党が3期目の続投を決めた。

 公共放送ABC(電子版)がまとめた27日午後7時時点の集計によると、労働党は定数88議席の下院で、過半数45議席を上回る52議席の当選を確実とした。

 最大野党の保守連合(自由党、国民党)は25議席、急進左派のグリーンズ(緑の党)は4議席。68.3%の開票が終わった現時点で、7議席の当選が確定していない。

 VIC州労働党党首のダニエル・アンドリューズ州首相は27日、「いつも高い人気を得ようとしてもうまくいかない。正しいことではないからだ。」と述べ、新型コロナ・ワクチンの接種推進など不人気な政策をやり遂げたことが、結果的に評価されたとの自負を示した。同首相はまた、VIC州がオーストラリアで「最も進歩的な州」であることが勝利の背景にあると主張した。

 VIC州は人口659万3,300人(3月時点の豪統計局推計)と東部ニュー・サウス・ウェールズ州に次ぐ規模がある。国内第2の都市である州都メルボルンを中心に、伝統的に労組の力が強く、労働党の牙城となっている。

■ソース
Daniel Andrews wins third term as Victorian premier as Liberal Party handed ‘disaster’(ABC News)

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