若者の喫煙率は10年で半分以下に 全体では10.1%

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経済的に恵まれない人ほど喫煙率は高い 豪統計局

Photo: Ander Burdain on Unsplash

 オーストラリア統計局(ABS)が5日発表した喫煙に関する統計によると、2021/22年度(21年7月〜22年6月)に1日に1回以上、紙巻きタバコや葉巻などを吸った大人(18歳以上)の割合は10.1%だった。

 喫煙人口は約190万人と推計されている。性別では男性(12.0%)が女性(8.2%)を上回った。喫煙率は10年前の2011/12年度の16.1%から6.0ポイント低下した。

 年齢別に見ると、15〜17歳が10年前の4.4%から1.7%、18〜24歳が16.5%から7.1%とそれぞれ半分以下に減った。政府によるタバコの健康被害に関する教育や税率の引き上げなどの規制が、功を奏していることがうかがえる。

 最も喫煙率が高かったのは55〜64歳で13.6%と10年前の14.2%から微減にとどまっている。

 一方、喫煙率は経済的な豊かさと反比例している。失業者の喫煙率は18.6%とおよそ5人に1人が日常的にタバコを吸っている。収入が少ない地域ほど喫煙率が高いことも分かっている。地域を収入別に5つの区分に分けた喫煙率を見ると、「最も恵まれていない地域」の喫煙率は16.1%と最高だった一方、「最も恵まれている地域」は5.3%と最低だった。

 統計は、複数の政府機関が15歳以上の2万6,156人を対象に行ったアンケート調査をもとにABSが集計した。

■ソース
Insights into Australian smokers, 2021-22, Australian Bureau of Statistics

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