ブリスベン市は青・白の光で追悼のライトアップ
オーストラリアのアンソニー・アルバニージー首相は13日、北東部クイーンズランド(QLD)州ワイアンビラで12日に起きた射殺事件で犠牲になった警官2人を含む3人を追悼する声明を発表した。首相は、殉職したマシュー・アーノルド巡査(26歳)とレイチェル・マックロウ巡査(29歳)、射殺された現場の隣人のアラン・デアーさんの3人に弔慰を示した。
また、首相は「すべての警官は勤務中に直面する危険いついて熟知している。その上で彼らは私たちの地域社会のために職務を全うしている。勇気なしでは成し遂げられない、最も高いレベルの公務だ。社会と国家に仕えるすべての警官に謝意を申し上げたい」と述べた。
その上で首相は「警官の誰もが犠牲になってはならない。その代償はとてつもなく大きい。オーストラリア国民は本日、喪に服する。私たちの心は常にあなたたちとともにある」と語った。
なお、QLD州ブリスベン市は13日夜、命を落とした警官2人を追悼するため、市内の主要な橋や建築物をライトアップする。ストーリー・ブリッジ、ビクトリア・ブリッジ、マウント・クーサのブリスベン植物園にあるトロピカル・ドーム、レダクリフ・プレースで半旗を掲げ、警察を象徴する青と白の光で建物を彩る。
■ソース
Statement from Prime Minister Anthony Albanese, 13 Dec 2022(オーストラリア連邦首相声明)