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死を覚悟して愛する人にメッセージを送信した 現場に残された28歳の新米女性巡査

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ワイアンビラ警官射殺事件

 警官2人と市民1人が銃で殺され、容疑者3人も射殺されたオーストラリア北東部クイーンズランド(QLD)州ワイアンビラの惨劇。全容はまだ分かっていないが、事件発生当時の状況が徐々に明らかになってきた。

 失踪者の捜査のため、4人の警官が現場の民家に到着したのは12日午後4時30分ごろ。4人はいずれも20代の若い巡査だった。敷地内に入るといきなり民家から銃撃を受け、男女2人でバディーを組んでいたタラ警察署のマシュー・アーノルド巡査(26歳)とレイチェル・マックロウ巡査(29歳)が致命傷を負い、地面に倒れ込んだ。

 同じく男女でバディーを組んだチンチラ警察署の警官2人のうち、男性のランドル・カーク巡査(28歳)も負傷。唯一、無傷だった女性のキーリー・ブロー巡査(28歳)は銃弾の雨が降る中、アーノルド巡査とマックロウ巡査を助けることができず、現場に取り残された。容疑者は車に火を付け、生き残った2人を誘い出そうとしたと見られている。

 公共放送ABCによると、ブロー巡査は現場に配属後8週間の新米警官だった。発生当時から状況を聞いていたQLD州警察組合委員長のイアン・リーバーズ氏によると、ブロー巡査は「狙撃されるか、生きたまま焼かれるのか」と考え、死を覚悟したという。

 リーバーズ氏は「もう終わりかもしれないと思った彼女は、愛する人にメッセージを送った」と証言した。だが、同巡査は最後まで諦めず、同僚に連絡を取って援軍を呼び「正しい任務をやり遂げた」(同氏)。

 その後、連絡を受けた州警察の航空隊と特殊部隊が現場に到着した。午後10時30分ごろ、突入した警官隊が容疑者3人を射殺。事件発生から約6時間後、警察と容疑者の銃撃戦は合計6人の死者を出して幕を閉じた。

■ソース
How the deadly shootout at a remote property in Wieambilla, Queensland unfolded(ABC News)

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