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サーフィン中の10歳少年に雷が直撃、敏速な救助で一命取りとめる オーストラリアNSW州

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「雷が近づいたらすぐ陰に隠れて」と海難救助団体が呼びかけ

 オーストラリア東部ニュー・サウス・ウェールズ(NSW)州のビーチで26日、サーフィンをしていた少年(10歳)が落雷の直撃を受け、意識不明の重体となる事故があった。ライフガードの敏速な救助により一命を取りとめた。公共放送ABC(電子版)が伝えている。

 事故があったのは、シドニーから直線距離で約70キロ南に位置するバラック・ポイント。午後5時頃、通報を受けたライフガードが少年を海中から引き上げたが、呼吸が止まっていたため心肺蘇生を行った。たまたま現場にいた医師も救命措置に参加した。

 悪天候でヘリが飛べなかったため、救急車がシドニーの病院に緊急搬送した。少年の命は助かったものの、落雷で胸部に重度な火傷を負っているという。

 海難救助団体「サーフ・ライフ・セービング」NSW州支部のスティーブ・ピアース代表はABCに「予期できない事故だった。少年の回復を祈る」と述べた上で、「雷が近づいてきたらすぐに海から陸に上り、(物陰に)隠れて避難してほしい。ビーチにいると落雷を受ける確率が高くなる」と注意を呼びかけた。

■ソース
Boy in critical condition after being struck by lightning on Illawarra beach(ABC News)

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