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オーストラリアの学校で禁止の「チャットGPT」を使ってみた

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仕事や課題で利用するのはどうなの?

チャットGPTのトップ画面(Photo: Om siva Prakash on Unsplash)

 人工知能(AI)で作文を自動生成してくれる今話題のAI言語モデル「チャットGPT」(ChatGPT)。学生が宿題などで不正に使用する心配があるため、オーストラリアの教育現場では禁止の動きが広がっている。実際にどの程度使えるのか、オーストラリア在住の記者が検証してみた。

 アカウント開設は簡単。まずはスマホやタブレット、パソコンのブラウザで、開発元の「オープンエーアイ」(OpenAI)のウェブサイトにアクセスする。専用のソフトウェアをインストールする必要はない。ネットに接続できるデバイスとブラウザさえあれば誰でも利用できる。

 オープンエーアイのサイトからサインアップして新規アカウントを作成する。既に持っているグーグルまたはマイクロソフトのアカウントからログインすれば手間は省ける。携帯電話に送られてくる認証コードを入力すればアカウント開設は完了する。

反応は驚くほど高速

 入力欄に、質問や依頼内容をタイプすれば、短くて数秒、長くても20〜30秒程度で回答が表示される。回答は驚くほど早く、ほとんどストレスを感じることはない。

 試しに英文で「なぜオーストラリアの学校はチャットGPTを禁止しているのですか?100文字でまとめてください」と入力してみると、数秒以内に次の回答が送られてきた。

 記者は英語のネイティブ・スピーカーではないので異論はあるかもしれないが、これといったスペリングや文法の間違いはないようだ。非常に分りやすい自然な英文だと感じた。

 次に英文をコピペして「次の文を日本語に翻訳してください」と入力したところ、15秒程度で次の訳文が表示された。英文同士のやり取りと比較すると少し時間がかかり、直訳調ではあるものの、十分に意味が理解できるレベルの翻訳能力と言える。

 一方、将来を予測するのは不得意なようだ。英文で「2023年のオーストラリア準備銀行の政策金利のターミナル・レート(到達点)について、250字でまとめてください」と入力したところ、10秒程度で次の回答が出てきた。「確実に予測することはできません」とのことだった。

 これを翻訳するよう依頼したところ、日本文が途中で途切れている。何度やり直しても同じだ。理由は分からないが、回答の文字数に一定の制限があるのかもしれない。チャットGPTには無料と1カ月当たり22豪ドルの有料のサービスがある。記者は無料のものを使ったが、有料サービスであれば文字数に制限がないのかどうかは検証の余地がある。

「AI言語モデル「チャットGPT」を日本語で使ってみた」に続く。

(注:本稿は、学生・生徒のチャットGPT利用を推奨するものではありません。また、開発元のオープンエーアイが認めている通り、チャットGPTは間違った回答を生成する可能性があります。利用は自己責任で)

■チャットGPT新規アカウント作成

ChatGPT: Optimizing Language Models for Dialogue(OpenAI)

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